ニルヴァーナ

とても読みにくく気持ち悪い文章になっていることと思われるのですが、それらはきっと彼の過去を漁ってしまったせいであって、季節のせいではありません。ご了承ください。

 

僕は彼の背中を追うように耳で聞いて頭で考えて、日々全身で何かを感じてきました。それが原因かはわかりませんが、彼の過去の言葉を読むと何となく同じことを考えているように錯覚してしまうのです。だからは僕は彼の詩をどこか感覚的に理解できる。

 

そんなこんなでもう20時間後には消えてしまう彼の過去の言葉を必死にデータに残していましたら、残念なことに「左肩に滴る雨」が何たるかを知ってしまいました。ですが、何たるかを知ってしまっても、情景描写まではわかりません。ここからは紙芝居を次週に引き伸ばされた子どもの様にいつ来るかもわからない来週を、続きを考えながら楽しむのです。きっと来週が来る頃には僕のあのときのあやふやな返答も明確になり、言霊として現れるのです。

 

これからの僕は、過去の出来事をすべて中途半端にやってきてしまったことへの償いをしなければいけません。今までつねにその瞬間瞬間が勝負だと感じていたのですが、それすらも今となっては気の抜けた炭酸と同じです。ですから、これからは残った微炭酸を弾けさせるほどの狂気めいた姿勢を維持していく所存ですので、最後には僕を笑いものにしてください。

 

 

 

 

 

一路の生活語録 - 魔法のiらんど