BaseBallBear「逆バタフライ・エフェクト」から受けた影響②

カゲフミです。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

前回から1か月空いてしまったのですが、続きです。

①という名の前編→

BaseBallBear「逆バタフライ・エフェクト」から受けた影響① - Kagefumi’s blog

 

前編は何というか、主として過去で進行中に受けた影響の話で、当時にしてみれば現在進行形の話なんですけど…、わけわかんなくなってきたので前回の話をざっくり「過去の話」とさせてください。笑 今回は主に現在の話を書きたいな、と。結局それ過去の話じゃんってなるところもあるんですけど、大目に見てほしいです。

Base Ball Bear「逆バタフライエフェクト」の歌詞

 → https://www.uta-net.com/song/227544/

 

前回が2サビまでの話だったらしいので、Cメロとラスサビの話ですかね。

ラスサビは、少し先の未来を現在からの視点で見てるといった内容だと思います。

 

まず「玉虫色」って表現がもたらす脳への影響がすごい。一気にイメージが膨らむというか。玉虫色って、角度によって色が変わって見えるそうなんですよ。この曲は、バタフライエフェクトのことを歌ってるので、ここで一気にニュアンスが伝わってくるんじゃないんですかね…。

んで、ラスサビは当然サビなんでね、今までと180度違うことを言ってることなんてなくて。ただ、この最後のサビでこの曲の最重要キーワード「も」が出てきます。

 

”まだ あの日あのときああしてたらって

祈り呪いが尽きなくても

いま、この時こうしてること「も」鳴り響いて”

 

 この「も」に関しては、こいちゃん本人もかっこ書きにしていることに意味があるって言ってました。本当に「も」に関しては、何かするときに自然と自分に付きまとってる言葉と言いますか。ふとした瞬間に、ふとした瞬間の最中にしていることが数分後、もしくは数年後の自分に影響を与えているかもしれないって考えると、それこそ畏怖の念を抱くようになりました。

 

ここまでの話を歌詞の説明なんて言うとおこがましいですが、自分なりに受け止めた歌詞の意味を書いたということにしまして、次からがこの曲から受けた影響の話とさせていただきます。

 

主に影響を受けたのは先ほどの歌詞のところでして。この曲を知ってから自分が行おうとする行動の意思決定に対して責任感を持つようになった気がします。自分が何となく持っている自分でもよくわかっていない信念からブレていないか、この行動をすること/しようとすることで自分が変わってしまわないか、とか。いろいろ考えるようになったのはこの曲に出会ったからかなぁとも思います。

 

あと、現在の自分がなぜ現在こうなっているか、を考えた時とかにやっぱりあの時のあの選択が響いてるな、と感じる瞬間があります。例えば、中一で好きだったファンモンが解散して、入れ替わるようにサカナクションを好きにならなかったら、音楽についてこんなに考えなてこなかったし、当然クラブミュージックなんかに出会わなかったし、DTMに入って皆さんと出会うこともなかったと思います。他にもいろいろあります。過去の自分の選択だったり、行動が現在に影響しているというのを理解したからこそ、現在の自分の意思決定(選択)が未来に影響するというのを意識し始めたんだと思います。

 

 だから、何て言うんだろう…結局はパラレルワールドがあるっていうのを信じてるって話になっちゃうかもしれないんですけど、そういうことです。だって、この曲の一番最後に「決められた平行世界へ」って歌われてるんですから。僕らそれぞれ一人ひとりにはきちんと枝分かれされたパラレルワールドがいくつも存在していて、その中の1つしか当然知れないわけだけど、”現在”から”過去”を見たときに”現在”があるのは必然的だと思うし、”未来”に衝撃的なことが起きたとしても、それも必然的だと思うんですよ。だって、全ては繋がってるんだから。全ては過去と現在の自分の選択が未来に響いてるんですから。

 

最終的に何が言いたいかというと、「自分こそだよ 運命の正体は」ってことです。この結論をAメロで先に言ってるんですよ。すげー。制作ノート見てみたい。でも、本当に全ては繋がっているというのをこの曲を機に知ることができたと思ってます。知ったからと言って特に良いことなんてないんですけどね。最後までまとまりのない文章を読んでいただきありがとうございます。2020年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

p.s. 自分としてはDTMに入れたことがまさに紙一重のような出来事でして。「あのときにああしていなかったら…!」の連続があっての今があるので、本当にこの世界線に生きられてて良かったなと思ってます。まさか音楽の話を真剣にしても引かれない人たちに出会うなんて思ってもいなかったので。自分なんかと関わりを持ってくれてる方々には本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします…。